歌うことは希望を語ること、かけがえのないあなたへ♪ ピアノがあれば何処にでも参ります。この混迷した時代の中でこそ音楽を通じて命の大切さを多くの方々とわかちあいたいと心から願うものです。皆様とお会い出来ますのを楽しみに致しております。

風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。JOHN3:8

2012年03月19日

東日本大震災追悼 かなしみの夜から希望の朝(あした)へ

2012/03/10 土曜日 中央電気倶楽部 5Fホールにて
「東日本大震災追悼 時田直也バリトンコンサート」

ご来場頂きました皆様ありがとうございました。
2011年3月11日、多くの尊い命が奪われました。
あの日から一年、この震災や津波で亡くなられた方々に思いをよせて追悼の歌を歌わせて頂きました。
復興にむけて歩んでおられる皆様の上に豊かな守りと祝福がありますようにと祈りをこめて・・・



一部は弾き歌いで~♪
「250日後の飯館村の今」(シャロームニュースレターより)朗読の後、
「ふるさとの」と「北上夜曲」
亡くなられた方々に思いをよせて
自ら作曲した金子みすゞさんの「星とたんぽぽ」
一部の最後は
今年94歳、東日本大震災当日がお誕生日のOさんの詞の朗読の後、
「あなたが夜明けを告げるこどもたち」
そして「上を向いて歩こう」

二部は一年後の今に思いを馳せながら選んだ
「シューベルト 冬の旅」より6曲
黙祷の後は
榊原さんのピアノ独奏 ノクターン「遺作」



今回のコンサートは聴覚障害をもたれた方のために手話通訳もお願いしていました。
一昨年、このホールでコンサートを聞いて下さったOさんが高校時代のお友達と共に、
また数日前、聴覚障害者の方々の33の日の大会での案内をみて来て下さった方もおられました。

時田と同じ視覚障害を持たれた方もおられ
ささやかですが、バリアフリーなコンサートになりました。

ロビーでは福島のNPOシャロームが手掛けている
ユニバーサルデザインの中から「楽膳」と「とも箸」を紹介させて頂きました。
お買い求めくださった方々に心から感謝申し上げます。

来年もまた、祈りつつ準備をさせて頂きたいと思っています。
ささやかなコンサートですが、皆様に覚えて頂いて
共に祈ることができれば幸いです。
そして、ちいさなまごころを福島をはじめ東北の地へお届けできればと思います。  


Posted by 時田直也音楽事務所 at 18:25Comments(0)演奏会