時田直也コンサート録　

今日は人権コンサートとして、私たちはお話や歌を聞かせていただきありがとうございました。
私は時田さんが一番心の中に残っているとおっしゃっていた電車に乗るときに手伝ってくれたおじさんの話が心に残りました。「いる意味がない。」と言ったおじさんの顔が見えない時田さんが「何も言えなかった。」とおっしゃったっとき、私は何か深いものを感じました。相手が何を思ったとしても、それは人の権利なので何とも言えませんが、やっぱり生きていたら誰にでも人生をプラスに考えてほしいし考えたいです。

また、私は時田さんの気持ちにも驚きました。来てすぐに「今日は皆さん一人ひとりと話す気持ちで来ました。」と言ってくださったときに、「そんなに私たちに真剣に向き合ってくれているんだ・・・」と思いました。それと同時に感謝したいとも思いました。

私は時田さんとそのお父さんもとてもすごい方だと感じました。目が不自由だったとしても自分のしたいことを大切にして来られた時田さん、それを応援していたお父さんの二人の思いはとても強いんだろうと思いました。そして、今の時田さんを一番近くで支えていらっしゃる奥さんとの思いも強いんだろうと思いました。私も周りで支えてくれている家族や友達に感謝して生きていきたいです。
今日は本当にありがとうございました。
（京丹後私立大宮中学校　平成２７年度　人権コンサート）

＜from 時田直也＞
僕は聴衆の前で歌う時、一人ひとりに思いを馳せて歌っています
歌というのは声に出した瞬間から、自分のものではなくなります
歌を聞いてどのように感じるかは一人ひとりの方によって様々です
そういう意味で聴衆の皆さんと心のキャッチボールをしているんだと思います
僕の歌に対する思いがあなたの心に届き、あなたの思いを僕に返してくれて本当にありがとう！！
自分の思いを誰かに伝えていくというのは、音楽に限らずどんなことでも大切はことだと思います
僕もこれからも音楽を通して、思いのキャッチボールを続けてゆきたいと思います
あなたも、素敵な出会いを沢山重ねて良い「思い」のキャッチボールをしていってくださいね
人生が豊かになっていきます
あなたの人生に幸あれ！！

♪小さな木の実
ぼうや強く生きるんだ〜〜

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